『ふたば押し通る!』

入学式から少し経ったある日、美智夫が明美にそっと訊ねた。「一色さんって、何者なんです…?」

それもそのはず、一色ふたばという女は、明美といる以外はいつも単独行動をし、物憂げに空を眺め、人と話さず、肩で風を切って歩き、食事をするところすら人に見せないところがあった。


明美「ア?単純にぼやっとしてるだけじゃね?」美智夫「気になるんですよ…!安倍さん、尾行しましょう!」明美「アーン?なんだかわかんねっけど確かにアイツが一人でいるとき何してっか知らねーし…面白そうだな!ノった!」

というわけで、二人は一日ふたばの行動を観察することにした。



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